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足の痛み

足の痛みは、何らかの病気が原因で痛みが出ている可能性や、身体の歪みが原因で足の筋や腱に炎症を起こしていたり、余計な負荷がかかることで痛みを発している可能性もあります。
慢性的な筋腱の炎症を除き整体院では対応できません。ほとんどは整形外科で治療を受ける必要があります。

足の痛み例(目安)

足の甲、足の外側の痛み

足の甲、足の外側の痛み

足趾伸筋腱炎

靴が合っていないか足の甲の骨の出っ張りが強いと、足の甲と靴との当りが強くなり、足の甲の出張りの上を通る足趾の伸筋腱が擦れ炎症を起こすことがあります。

足根骨変形性関節症、癒合症

足根骨の関節が変形したり癒合して痛みを発します。

第2ケーラー病(フライバーグ病)

第2中足骨骨頭の壊死で思春期の女性にまれにみられる病気です。

中足骨疲労骨折

主に、第2中足骨と第3中足骨に起こります。スポーツの激しい練習をしたときや陸上の長距離走の選手に起こりやすい骨折です。

腓骨筋腱炎

足を底屈する腓骨筋の腱の炎症です。外くるぶしの後ろのところで擦れ炎症を起こします。

第5中足骨剥離骨折、腓骨筋腱捻挫

足首の外側を伸ばすようなかたちで足を捻った時、第5中足骨が腓骨筋腱に引っ張られ骨折したり腓骨筋腱が捻挫することがあります。

足趾、足の内側の痛み

足の内側の痛み

中足趾節関節炎(MTP関節炎)

足趾の付け根の使い過ぎによる関節の炎症です。

リウマチ性関節炎

足趾の関節が腫れ痛み変形する病気です。

後脛骨筋腱炎

足根骨にいく後脛骨筋の腱が内くるぶしの後ろのところで擦れ炎症を起こします。

有痛性外脛骨

10~15歳の女子に多く、内くるぶしの前下方の部分が膨らんで靴に当たって痛みを生じたり、スポーツの際に痛みを生じます。

第1ケーラー病

まれな病気で、4~8歳の男子で歩行の際足を痛がります。

外反母趾

足の第1趾が過度に外反(爪先が外側を向く)する病気です。ほとんどの原因は先が狭い靴で女性に多い病気です。
⇒外反母趾

痛風

男性に多い病気です。

強剛母趾(変形性関節症)

歩くとき足の母趾の付け根が痛む病気で、レントゲン検査で変形性関節症が見つかります。

足裏の痛み、踵(かかと)の痛み

足裏の痛み、踵の痛み

足底腱膜炎

足底腱膜の炎症で、踵に感じる痛みではもっとも多い痛みです。
足底腱膜炎の痛みや圧痛は、踵骨と足底腱膜が結合している部分の内側や中央に生じます。
⇒足底腱膜炎

踵骨棘

踵骨棘は、足底腱膜が骨膜を牽引することで起こり、踵骨の足底腱膜が付着する部分が尖ってきます。
足底腱膜の異常な引っ張りにより踵骨の付着部が裂け始め、この裂け目を補うために骨化します。
踵骨棘の痛みは新しい骨の形成によるもので、滑液包炎や神経圧迫の原因となります。踵骨棘が十分に形成されると痛みは消失します。
通常、滑液包炎と足底腱膜炎を伴います。

近年では、足底腱膜の牽引力よりも、踵にかかる荷重を分散するために生じるとも考えられています。

ヒールパッド症候群

踵の骨と皮膚の間にあるクッションの役目をする脂肪組織が、炎症を起こしていて、主に歩行時に痛みを生じます。

シーバー病(踵骨骨端症)

7~12歳の男子に多い、踵の後部が運動中に痛む病気です。

長腓骨筋腱炎

長腓骨筋腱は外くるぶしの後ろをまわり立方骨の下から足裏に入る部位で擦れて炎症を起こします。

母趾外転筋炎

足の第1趾と第2趾の間を広げる母趾外転筋の炎症です。

短母趾屈筋炎

足の第1趾を曲げる短母趾屈筋の炎症です。

小趾外転筋炎

足の第5趾を外側に広げる小趾外転筋の炎症です。

モートン病

40歳以上の女性に多く、歩行時に第2趾から第5趾の付け根あたり裏側に痛みやシビレを生じる病気です。神経が腫れや炎症を起こすことで生じます。主に先が狭い靴を履くことで神経が圧迫されることが原因とります。

種子骨炎、種子骨骨折

種子骨炎は、短母趾屈筋の内部にある種子骨の炎症です。
種子骨炎の主な原因は、甲高(凹足)の足、つま先立ち、ジャンプからの着地、踏み込む動作が多い運動、弾力の無い床で踊る、などです。
種子骨炎になると正常に歩行できなくなります。
痛みが持続する場合は骨折の可能性もありますが、種子骨は先天的に二つかそれ以上に分裂していることがあります。

中足趾節関節炎(MTP関節炎)

足の横アーチがなくなると中足趾節関節に体重がかかり炎症をおこします。

中足趾節関節脱臼、関節リウマチ

関節リウマチでは中足趾節関節の脱臼が起こりやすくなります。

屈筋腱炎

足趾屈筋腱の炎症です。