椅子から立ち上がるとき、
寝ていて起き上がり立つとき、
歩き始めるとき、
などのタイミングで足裏や踵に痛みが出る場合、足根骨の可動制限が原因の可能性があります。
足に荷重がかかったとき、縦アーチ横アーチが潰れ足裏全体が広がることで衝撃を吸収します。
足根骨の一部に可動制限があると、部分的に過負荷がかかり靭帯が引き伸ばされたり、足根骨間が圧縮され足根骨どうしの当りが強くなります。
足根骨に可動制限があると、足裏に部分的な過負荷がかかり痛みを発します。
動いているうちに足根骨の可動性が出てくると、部分的にかかる過負荷がなくなり痛みも収まります。
『椅子から立ち上がるときや歩き始めなどに、足裏に痛みが出てしばらく動いていると良くなる。』状態が何カ月も続く場合、足根骨の可動制限を起こす原因がどこか他の部位にあるはずです。
足根骨の可動制限からくる足裏の痛みを解消するには、足根骨の可動制限を改善して、足根骨の可動制限を引き起こす原因をみつけてそこを改善する必要があります。
経験から、足根骨の可動制限は、足関節の可動制限や膝関節の回旋制限が原因のことが多いです。