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スネが張る重いだるいときの対処法

このページでは、『スネ』が『張る』、『重い』、『だるい』ときの対処法として簡単なエクササイズをご紹介します。

『スネ』が張る、重くなる、だるくなる原因としては、
長い下り坂を歩く、
久しぶりに長時間歩く、
脚立に乗り作業をした、
足場の悪い所を歩いた、
ハイヒールを履く、
冷房で冷えた、
など、
があります。
スネの前脛骨筋や長腓骨筋を酷使したり冷えることで体液や血液の流れが悪くなり、疲労物質がたまり酸欠になり、『張る』、『重い』、『だるい』などの症状を引き起こします。

ここでご紹介するエクササイズは、
遠位脛腓関節を広げることで脛骨と腓骨間の下腿骨間膜を伸長し、下腿骨間膜に付着する筋肉間の体液と血液の流れを改善します。
また、下腿前面の前脛骨筋と趾伸筋などの筋肉と脛骨の間を拡げスネの筋肉の滑走性を改善し組織間の体液の流れを良くします。

スネが張る、重い、だるくなる下腿前面の筋肉

エクササイズの目的は、体液と血液の流れを改善することです。
イタ気持ち良い刺激を味わうものではありません。
強い力で揉みほぐしたり、過剰なストレッチは、毛細血管や筋線維が壊れ血流が悪くなるため、返って重くだるくなります。

エクササイズのやり方

スネが張る、重い、だるいときのエクササイズ

椅子にこしかけ対象側の足を反対側の腿の膝よりに載せます。
対象側の手で、足首から少し膝寄りを押さえ固定します。
反対側の手で、足の土踏まずのあたりを持ちます。
次に、
足関節を圧縮するようなイメージで、足を膝方向に押し付けかつ後方にスライドする圧を掛けます。
圧を維持したまま足を背屈させ、止まったところから、更に背屈させる持続圧(15~30秒)をかけ、そこから背屈の動きがでたら終了です。
背屈の動きが出なくても15~30秒までにしてください。

何となくスネの下部がすーっとする感じがあればOKです。
5~60分おきくらいに様子をみて、まだだるい重い感じがあれば再度行います。