関節の遊びとは

『関節の遊び』とは、関節可動範囲内で、自分の意志(随意運動)でコントロールできない、自動関節運動範囲を超えた部分に認められる僅かな関節の可動性です。
他動運動でのみ動かすことができ、関節自動運動の軸性にかかわらず、多軸性で、靭帯の柔軟性に左右されます。
関節機能障害により関節の遊びがなくなると、外力を十分に吸収できず、傷害が発生しやすくなる可能性があります。
また、隣接する関節が代償作用により過可動性となることがあります。

関節の遊びとは(joint play)