軸索とは、『神経』といわれて、多くの人がイメージするであろう紐状の部位のことです。
その軸索での信号の伝わる仕組みを説明します。
神経の構造は『神経の信号伝達』のページをご覧ください。
Na+(ナトリウムイオン)が関係します
Na+(ナトリウムイオン)が流入するとインパルスが発生します。
Na+はNa+チャネルを一瞬開きます。Na+が細胞内に流入すると電位がプラスになります(インパルスが発生します)。
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流入したNa+は隣接するNa+チャネルを一瞬開きます。この繰り返しで次々にインパルスが伝播していきます。
Na+チャネルは、開いた直後は一瞬不活性化(開かなくなる)します。このためインパルスは逆方向には伝わりません。