腰痛の人で、施術するとその場で痛みが取れても何日かたつと痛みが戻ってしまう方がいらっしゃいます。
その原因が生活習慣によることが多々あります。
そしてそのうちの一つとして椅子の座り方があります。
一日のなかで座っている時間が長い人は、椅子の座り方が腰痛や猫背その他の不調の原因になることがあります。
このページでは、椅子に座るときの姿勢について、いい姿勢と悪い姿勢およびその理由を記述しています。

座るときの悪い姿勢
腰痛がなかなか治らない人に椅子の座り方を聞くと『ちゃんと座っている』という人が多いです。
具体的には、上図の『A.見た目がいい座り方』です。
見た目はいい姿勢で、入試や入社の面接などではいい姿勢です。
ですが、これは腰に負担がかかる座り方です。
この姿勢を維持するためには筋力を使う必要があり、特に腰部の脊柱起立筋が腰の前弯を強くするため疲労します。
脊柱起立筋は疲労すると硬くなり血管が締め付けられ血行不良になります。
すると疲労が取れず常に痛む腰痛を発症します。凝りの延長みたいな痛みで叩きたくなるような腰痛です。
上図の『B.尻を前に出す座り方』は、
腰の支持がないため背骨が全体的に曲がり猫背になります。
腰の弯曲がなくなると腰部の脊柱起立筋が伸長されるためぎっくり腰を発症しやすくなります。
座るときのいい姿勢
上図の『C.いい座り方』は、
腰が適切にサポートされ、腰の筋肉の負荷が少なくすみ身体にとって楽な姿勢です。
なるべく深く座って背もたれに身体をあずけます。
足の裏は床に付け脚は組まない方がいいです。
脚を組む場合は同じ組み方を続けないように、たまに左右を組み替えるといいです。
下肢の血行障害がある場合は、脚を組んで座ると悪化します。