加齢臭の原因と対策

加齢臭とは中高年特有の体臭のことで、資生堂研究所が、中高年特有の体臭の原因が不飽和アルデヒドのノネナールであることを発見し、資生堂により「加齢臭」と言う名称が付けられたそうです。

加齢臭

参考URL:資生堂 ノネナールが肌ダメージを引き起こすことを発見

体臭の原因ノネナール

体臭の原因であるノネナールとは、9-ヘキサデセン酸という脂肪酸が酸化し分解されたもので、脂腺から皮脂として皮膚に分泌され、青臭さと脂臭さを併せ持ちます。

中高年になると発するようになるのは、40歳を過ぎたころから脂肪酸分泌量が増加するのと、年齢とともに抗酸化力が低下するためです。脂っこい食事などの食習慣も原因になります。

加齢臭が、女性よりも男性のほうが強いのは、男性の方が皮脂の分泌量が多いということと、女性ホルモンには酸化を抑える効果があるため、脂肪酸が酸化しにくいということに関係があります。

加齢臭の予防と改善策

食事を見直す

脂っこい食事をは控えめにして、抗酸化作用のある食材を多く摂る。

酸化作用のある成分

ビタミンC、E、カロテン類(緑黄色野菜・トマト・すいか、など)、ポリフェノール類(赤ワイン・玄米・緑茶・大豆・しょうが・ココア・そば、など)、イオウ化合物(にんにく・にら・ねぎ・大根・わさび、など)、リグナン類(麦・ごま、など)

身体を清潔に保つ

朝晩のシャワーや入浴で、劣化した皮脂を洗い流す。ただし過剰に洗うのはよくありません。
皮脂自体は悪いものではなく、肌のコンディションを保つには必要なものです。

酸化した脂肪酸だけ洗い流せれば理想的ですが。

衣服をクリーニング

臭いの成分は衣服にも残るため、衣服をまめに洗濯する。
下着は毎日取替える。

脂腺

脂腺のほとんどは、毛包につながり皮脂という油状の物質を分泌します。

脂腺の分泌部は真皮に存在し、毛包の頚部に開口しています。
脂腺の一部、口唇・陰茎亀頭・小陰唇・眼の瞼板の瞼板腺などの部位では、直接皮膚表面に開口しています。
手のひら・足裏には存在しません。

皮脂

皮脂は、脂腺から分泌される油状の物質で、トリグリセリド・コレステロール・タンパク質・無機塩などからなる混合物です。

皮脂は、毛を乾燥や傷みから保護したり、皮膚の柔らかさを保ち、皮膚からの過剰な水分の蒸発を防ぎ、肌を乾燥から守ります。
ある種の細菌の繁殖を防止する働きもあります。