回旋筋

起始：
頚椎から腰椎にかけての横突起
停止：
起始の椎骨の1～2つ上の椎骨の椎弓板

脊柱回旋の補助

神経：
脊髄神経の後枝

動脈：
後肋間動脈の筋枝

●がトリガーポイントの位置、
赤く塗った領域がトリガーポイント関連痛領域です。

（多裂筋と同じ）

筋肉の酷使（長時間前かがみや前傾の姿勢で立つったり、物を持ち上げるなど）、
身体を早く曲げたり捻ったりする動作、
長時間動かない状態でいる、
長時間座る、
悪い姿勢で座る、
脊柱側弯症、
日ごろズボンの後ろポケットに財布を入れて行動する、
外傷、
など。

回旋筋のトリガーポイントは、
背中の深部痛、
脊柱の動きの制限、
椅子から立ち上がったり、階段を上がったりすることが困難、
腰椎前弯の増大、
胸椎後弯の減少、
などを引き起こす傾向があります。

回旋筋のトリガーポイントは、
坐骨神経痛、
線維筋痛症、
肺または腹部臓器の疾患、
股関節炎、
狭心症、
仙腸関節機能障害、
椎間関節機能障害、
などとの鑑別が必要です。